準備のないまま死を迎えるということ
友達のお母さまが無くなりました
がんということでした
83歳ということで
「まあ年だから仕方ないんだけどね」
口の周りに何かできものができて
一度切り取ったけれどまた同じところにできて・・・
だんだん首も腫れてきたから医者に行ったら即大学病院へ
そこでがん告知されたのが5月
大学病院に移ってすぐ治療をするわけではなく
検査やら何やら特別なこともすることなく話だけ聞いてもらって
ようやく専門の先生につないでもらったのがほぼ1か月後
(それまでの間何していたんだよ、と怒り)
「すでに手遅れで、何もできません。緩和病院を紹介します」
(もっと早く言ってよ)
がんという本人告知はあったもののまさかそんなことになっていようとは
そして緩和病院に入院したその数時間後に息を引き取ったということです
苦しんだわけではなく、痛みがものすごく大きいというわけではなく
静かに息を引き取ったようですが
告知からわずか1か月で、特別な治療もせず、何の説明もなく
あれよあれよと弱っていくお母さん
ようやく入院したと思ったら急逝
でも、その間の1か月
お母さんのことをしっかり見てあげられたんだからお母さんも幸せだよ
「でも、本人も、そんなにすぐに急に死んじゃうなんて思っていなかったと思うのね。それがちょっとね」
高齢者の病気進行は遅いとは言いますから
なが~い時間をかけて病気が進行していたのかもしれません
家族にとっても、本人にとっても
何が何だかわからないバタバタしているうちに終わってしまったようで
「悲しむ時間もなかったよ」
だそうでございます
うちの義父母。大正生まれの義父と昭和ひとけた生まれ
急に何かあったらどうしましょう
ワタシ、仕事休めるかな
友達みたいにちゃんと看取ってあげられるかな
夫は無理そうだし
う~~ん
働く母、次の課題はやっぱり介護問題です
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