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不妊治療と働く女性

ワタシは今からやく8年前には

女性の不妊治療を支援する仕事をしておりました

2015年のデータではありますが

日本では約20人に1人が生殖補助医療(体外受精、顕微授精、凍結胚を用いた治療)で生まれた子だと言うことです

そして、実際に不妊の検査や治療を受けたことがあるカップルは

5.5組に1人

仕事と不妊治療の両立支援のために

という厚生労働省のパンフレットがありますが

ワタシが不妊治療関係の仕事をしているときは

こういうデータはなくて

「卵子は老化するので早めの妊娠が望ましい」

くらいのことが話題になっている状況でした

今や不妊治療は多くのカップルで行われているけれども

それを職場で伝えるのはやはりハードルが高いですね

「子作りしています」

なんて積極的に公言するのはやっぱりハードルが高い

それでも

資料にもあるとおり

不妊治療と仕事の両立は結構大変です

職場の理解と応援がなければ

急な休みがとりづらいとかあると思います

労働基準法が改正されて

今では時間単位の休暇が取れる職場も増えてきていると思います

こういうことには職場の上長の理解が最低限必要だと思いますが

まだまだの職場も多いことでしょう

不妊治療は、場合によっては何百万というオカネが必要だったりもします

子供の数が少なくなった現在

不妊治療を保険適用にしたらどうかという意見も多くあります

「子供を産む、産まない」は確かに個人の問題ですが

子供がほしい人が働く女性であることが多いということもあるので

こうした問題に

ちゃんと向き合っていく必要もあると思います

自分が出来ることはあまりないかもしれませんが

治療と仕事の両立

ということをテーマに

いろいろな取組みがすすめられたらいいなあ。。。と考えているところです

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女性の活躍」カテゴリの記事

コメント

日本の未来のために素晴らしいお仕事をされてきたんだね。保険適用は必須かもです。動物として子孫を残すという最低限の生まれてきた意味を若者たちには理解してもらいたいです。そして社会全体、会社もです。

投稿: | 2020年2月22日 (土) 04時52分

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