働く女性が増えています ~労働力調査~
が発表されています
労働力人口は2019年平均で6886万人
前年に比べて56万人の増加(7年連続の増加)
人手不足で人口が減少していて。..
と言われて久しいですが
労働力人口そのものは増えています(シニアと女性が増えています)
15~64歳の労働力人口も前年に比べて25万人増加
この内訳を見ると
男性は8万人減少する一方で女性が33万人増加しています
男性は、定年退職を迎える方が多いところですが
女性は子育てが終わって再就職する人が増えているのでしょうか
35~44歳の女性で1.2ポイント、45~54歳で1.4ポイント、55~64歳で1.5ポイント増えています
最近、コンビニやファミレスでシニアの女性を多く見かけますよね
少子化で学生アルバイトが減った代わりに
シニア女性が増えているのかもしれません
また、出産で退職する女性も減っていることもあり(晩婚化の影響もあるかも)
25歳から34歳の女性の労力人口比率は81.1%です
実際に働いている女性も増えていて
女性の就業率の伸びは男性を越えています
そして、非労働力人口は66万人の減少です
働きたい女性が増えたのか、働かざるを得ないのか
意識調査ではないのでわかりませんが
働く女性が増えているのは事実です
そして、シニアの働く女性も増えています
正社員も、非正規社員もともに増えておりますが
45歳から54歳と、65歳以上の女性の非正規の伸び率
それから45歳から54歳では女性の正規職員の伸び率も大きいです
男性は、なんといっても65歳以上の非正規の方の伸びが大きいです
週間終業時間が60時間以上の者の割合は0.4ポイント低下
働き方改革の影響でしょうか
これまでの日本の産業を支えてきた男性の皆さんがリタイアして
これからは新しい働き方を望む若者や
子育てが終了した女性
そしてシニアの活躍が目立ってくるでしょう
働き方も大きく変わるでしょう
今回のコロナウィルスをきっかけにテレワークを進める企業も増えるかもしれません
20年前とは働く環境が大きく変わりました
今は過渡期だと思います
女性の皆さんにはこの機会に
せっかく働くのだったら是非やめずに長く勤めるか
転職してもステップアップできる時代なので
しっかりとライフプランを考えながら働くことをおすすめいたします
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