公務員男性の育児休業
菅首相が
「男性公務員に1ヶ月の育児休業をとらせたい」
と言ったとか言わないとか
政府は昨年末、子どもが生まれた全ての男性の国家公務員が育児に伴う有給休暇や無給の育児休業を令和2年度から計1カ月以上取得することを目指す方針を決定している(Sankeibizより)
だそうですが
いくら公務員でも無休の育児休業では
共働きならともかくたいへんだろう
それでも
首相がそういったと言うことはインパクトがある
小泉環境大臣が
賛否両論ある中で
短期間の育児のための休暇を取った
「育児休業」ではないけれどこちらもなかなかのインパクト
去年、男性の育児休業について議論をしたときに
「男性じゃなくても女性だって、管理職であるYさんが休みたいっていったらムリでしょ」
そりゃ、1ヶ月ぶっ続けて休むのは大変でしょうけれど
テレワークを使いながら
家で出来る仕事も多いなあと思ったものです
ワタシの職場では女性が当り前のように育児休業をとりますが
忙しい職場の男性職員が育児休業をとることにはとても抵抗があります
本人も自分が職場を背負っているという自負もあるでしょう
でもそういう職場でこそ1ヶ月やってみるといいんだよね
生まれてすぐに、と言うのが理想かもしれないけれど
1年間の期間中どこに休むかをよく考えて
仕事の閑散期に続けて休めばいいんだよ
準備も出来るだろう
職場内、取引先への説明と理解、
そうやって小さい企業でもやりくりして管理職が休んでいる会社はいくつもある
そしてそういう会社は「働きやすい」会社として
新規職員が入ってきたり
男女ともに離職率が低い
これからの社会は
「限定社員」である男性だけでは回せない
頭ではわかっているのに
「男性は育児休業をとらなくても奥さんがとればいいじゃない」
と言う意識が強いのがまだまだ現状なんだろう
「女性の活躍」はジェンダーの問題だけではなく
これからの社会を変えていくためのキーワードだと思う
公務員ばかり優遇して、と言う声もあるかもしれないけれど
公務員さえ休めないのが男性育児休業の難しいところ
義務化して男性の育児休業が当り前になれば
働き方はますます変わるんじゃないだろうか
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