コロナ感染症と女性の就業
コロナ感染症の影響を受けた労働者の多くが非正規雇用者です
特に、飲食店の短時間営業などの影響を受けて
学生アルバイトやパートの女性が
シフトの減少や休業、解雇などの影響を受けたと言われています
こうした中発表された
コロナ渦で顕在化した男女共同参画の課題と未来について分析しています
最初の緊急事態宣言の頃は
飲食サービス、生活関連サービス、小売りなどを中心に就業者の数が大きく減少
この影響は男性より女性の方が大きく、パートで働く女性に支えられている産業であることがわかります
そしてこの時期、終業時間の追加を希望する就業者の状況を見ると
最も多いのが45歳から54歳の女性
休業者数も女性の方が男性より多い
労働力調査によれば、非正規雇用者の数は減少
非労働力人口(求職しない、働いていない人)は女性の方が増えており
パートで社会に復帰した女性の多くが
パート先が休業、短縮営業、廃業、などの影響で
とりあえず様子見している人が多いのでしょうか
一人親を始め、多くの女性が様々な困難を抱えているということです
また、福祉や医療などいわゆるエッセンシャルワーカーと言われる職場に多いのも女性です
小売りやサービスなど対面する業務に多いのも女性です
こうした職場で働く方はストレスが大きくなっています
今日でようやく緊急事態宣言が解除されますが
飲食店での短縮営業は続きます
女性だけではなく非正規雇用者への影響はしばらく続くかもしれません
政府は骨太方針を出して
労働力移動なども打ち出しておりますが
社会を大きく動かすためには時間が必要な感じもいたします。
ただ、今回の感染症で生活様式も大きく変わり働き方もどんどん変わっていく
新しい時代に適応していくことが求められているようです。
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