勤労者皆保険にむけて
内閣府の会議
中間整理の結果が出ております
全世代型社会保障の構築に向けての課題と目指すべき方向として
〇男女が希望通り働ける社会づくり・子育て支援
〇勤労者皆保険の実現・女性就労の制約となっている制度の見直し
〇家庭における介護の負担軽減
が挙げられております
特に気になる勤労社会保険と女性就労の制約となっている制度の見直し
被用者保険の適用については今年10月から
101人以上の企業での社会保険が義務化されますが
この企業規模要件や,非適用業種の見直しを検討するとのこと
また、フリーランスなども含めての幅広い社会保険の適用のあり方についての検討や
いわゆる「130万円の壁」で就労制限を行う女性が多いことから
社会保障,税制、企業の諸手当などについても検討を進めるようです
これまでも女性の就労については
この壁を撤廃しようと何度も検討が行われては消え。。。
という感じなのでどこまで進むのかわかりませんが
企業規模や適用業種を見直すことで
就業調整を行う女性が減るかもしれません
最低賃金が引き上げられると
終業時間を減らす女性が増えるとの声もよく聞かれます
企業の家族手当が出なくなるという理由だったりするようです
全員がガツガツ働くことを推奨していると言うことではなく
働き手がどんどん減っていく中で
働く世代が引退した高齢者を(配偶者も含めて)支えていくという今の社会保障制度が
いよいよ成り立たなくなるので
社会の仕組みを変えていこうと言うことを狙っています
今の若い人は結婚しないのも珍しくないので
扶養されない女性も増えてきております
病気や家庭の事情で働けない方もいますので
この制度に乗れない方を社会で支えていこうと「地域共生社会」づくりも
検討されるようです
2035年には就職氷河期世代が高齢者になり始めます
あと15年もありません
一人一人が自分のこととして
しっかりと受け止めなければならないのだと思います
15年後、自分はもう70歳を超え
支えられる側になっておりますが
健康を維持していくことが何より大事かなあ。。。
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コメント
お久しぶりです。
そうですね。
私も健康を維持して
これからも生きていこうと思います。
ブログをお休みしていたこの数年間
充電できたので
心新たに頑張ります。
また訪問させていただきます。
これからもよろしくお願いします。
投稿: おーちゃん | 2022年6月 7日 (火) 21時47分