転職、どう?
新しい資本主義実現会議が4月12日に開かれています
去年くらいから話題となっている
労働移動
会議では、労働市場の目指すところの一つとして
労働者が自律的に安心して挑戦できる労働市場を整備しつつ、
円滑な労働移動を速やかに進めていくことが必要
としています
今後強化する取組は在職者支援
働く人が仕事をしながらリスキリングに取り組めるよう
これまで企業を主体としていた助成金を労働者個人を対象としたものも拡充しようというもの
企業の中での教育訓練費が世界的に見てとても低い日本
働く人自身も自己啓発に取り組む人は少ないので
個人のリスキリングを強化し
企業の中でのスキルを上げて賃上げに繋げるとともに
企業での職務給の取組を広げて労働移動を促していこうというもの
個人が「職」でのスキルを高め企業での職務給が広がれば
転職も進むだろう。。。という考えのようです
欧米とは異なり終身雇用制を採用して
「職」ではなく能力による評価をされ同じ会社で働き続けている状況に
変化は現れるのでしょうか
構造的な問題と、これまでの文化もあり
労働移動が中小企業にまですぐに広がるのは難しいでしょうけれど
若者の間では確かに「前向き転職」が当り前になりつつあるような感じがします
女性活躍も、30年かけて、ゆっくり進んできましたが
労働力人口が確実に少なくなる時代
安定した終身雇用制が良い、と言う考え方も
30年後には当り前ではなくなるのかもしれません
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コメント
職人によるものづくりは転職は難しいかもしれませんがITや物流など簡単に移動でき走は職種であればすぐにでも転職できそうですね。
投稿: 仁 | 2023年4月18日 (火) 04時30分