年収の壁を考える
ちょっと前ですが6/10の週間東洋経済での特集
「今なぜ年収の壁」
共働き世帯が増えていますが
「妻がパート」の世帯が増えています
壁を越えることで手取り収入が減ることから
壁を越えないようにする方が多いこと
そして最低賃金が上がってきているので
同じ時間働くと壁を越えてしまうために
働く時間を減らす方が一定数いること
まあ、働いて手取りが減ってしまう「働き損」は皆さん避けたいところ
将来もらえる年金が増えるとか
夫と離婚したときにも経済的に安定できるとか
しっかり働いて社会保険料や税金を払った方が
最終的にはもらえる年金は増える。。。
色々言われていますが
結局、「今もらえる収入が大事」という方が多いと言うことです
そして、働けば家事の負担が増えるのは結局は女性。。というのも残念ながら今は事実
夫の方が収入が高く、正社員だし、自分はパートだから仕方ない
そう思う人も多いのでしょう
男女の賃金格差は75%
夫の残業が減れば家計の収入は減る
なかなか難しい問題です
最近は「厚生年金ハーフ」という案も提示されているとのことです
労働時間20時間以上で厚生年金保険料の本人負担分を払うかどうか本人の選択出来るようにするという案です
もちろん、もらえる厚生年金もハーフになる
これにより、本人が3号のままがよいのか、厚生年金を払った方が良いのか
立ち止まって考えることが出来る
ということのようですね
事業主は社会保険の負担のない非正規雇用者を増やせば負担が減りますが
事業主の負担を減らさないようにすることで
雇用のあり方も変わってくるんじゃないか
そんな考えもあるようです
年収の壁、ようやく皆さんが真剣に考えてきています
出産年齢の女性がどんどん減り、子どもが減り、本当に、働く人が減っていきます
自分の娘が子どもを産むようになりますが
その子どもの時代、どうなっていくのでしょうか
未来を作るのは今の自分たちです
少しでも未来の子どもたちが幸せになれるような社会が来ることを望みます
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