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あなたの年収はどのくらい?

日本では男女の賃金格差は75%程度くらいです(賃金構造基本統計調査)

では、働く皆さんがどのくらい年収をもらっているのかという統計がこちら

労働力調査 表3

男女別、収入別に、2018年からの年収の分布がわかります

まず、総数を見ると

男性は正規職員数が2349万人から2339万人と減っています

一方女性の正規職員は1144万人から1249万人と増えています

男性正規職員では収入の分布が多いのは500から699万円で24.3%

女性正規職員では収入の分布が多いのは200から299万円が25.6%、300から400万円で25.3%です

女性の

8割以上が年収500万円未満です

これは、日本では終身雇用制が多く、勤める勤めるほど年収が上がる傾向にありますが

女性は結婚や出産で離職してしまう方が多く

継続年数が短いことや

何より管理職が少ないので収入も少なくなる

こんなことが要因です

ここ10年ほどはM字カーブの底も上がり

出産で離職する方が減ってきたので

女性の継続伸びて伸びて年収も上がってきているようです

一方で女性の管理職は圧倒的に少なく

ジェンダーギャップ指数は最低レベル

骨太の方針でも女性の経営者や管理職を増やそうとしていますが

女性自身のモチベーションが上がらない

そこまでしなくても。。。

自分ばかり大変になる。。。。

自信がない。。。

そうそう、よくわかりますよ

管理職ともなると、確かに大変なことも多いし

家庭との両立ではますます「何でワタシばかり」となることもありますが

世の中を変えるにはやはり意思決定の場に女性がいなければ不自然じゃないでしょうか

サラリーマンの妻、子ども二人、サラリーマンの夫

という昭和の時代は終わっているのです

新しい令和の時代に向けて

是非これから活躍する令和時代の女性には

臆することなく管理職を目指してみましょうよ、と呼びかけてみたいところです

 

 

 

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コメント

独身女性が増えると女性管理職は増えてくれそうだけど子育てしながらだと旦那さんの協力が必須ですね。時代は男も子育てしないとですね。

投稿: | 2023年7月 6日 (木) 04時20分

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