働く女子の運命
連休中に読んだ本のうちの一つ
労働問題の第一人者の一人 浜口桂一郎さんの著書です
日本の女性が企業でなぜ活躍できないのか
戦後の復興から現在までの企業の歴史をひもときながら
日本型雇用(男性正社員中心の無限定の働き方が前提の終身雇用制)の背景で労働法制度がどのように変わっていったか
社会が変わる中で成功していたと言われるこの雇用システムにひずみができて
女性をようやく活用する企業が増えてはいるものの
残業・転勤・家事・育児、、、と
あらゆる負担が増える日本で働く女性の働きづらさ。。。
よくぞ分析してくれました!
とはいえ、男性も自分のこととして家事に参加したり育児休業をとったり。。。
気持ちとしては参加したくても
企業風土がそれを許さなかったりするのが現状でしょう
問題がわかったところですぐに変わらない日本の社会
個人ではどうしようもない中でも個人が変わっていかなければ社会も変わりません
自分ができることはそれほどないのですが
労働政策にせっかく関わっている以上
変えていけるところからでも取り組むのは自分の使命なんだろうな
30年かけて今の立場に来たワタシです
女性が働きやすいだけでなく誰もが働きやすい、働きがいを持てる社会を目指して
できることをやっていきたいと思います
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